フォトメーターの測定例

同色原料 (トナー同士) 混合度測定 (サンプリング)
下記操作の動画説明(約4分20秒)はこちら( 高速用 中速用 低速用 )です。

(画像をクリックすると大きくなります)

R社トナーとC社トナーを混合します
R社トナーとC社トナーの 混合状態 を測定します。

(フォトメーターのフルスケールは事前に設定してあります。)

R社トナーの 反射光量は0.62でした。
C社トナーの 反射光量は4.52でした。
混合原料をビニールに入れます
混合する為のビニール袋に R社トナーを入れました。

(判り易い様に、なるべく片側に入れました。)

混合する為のビニール袋に C社トナーを入れました。

(判り易い様に、なるべく反対側に入れました。)

混合前のビニール袋の中を確認
ビニール袋の中は目で見ても区別がつきません。
R社トナーの多い部分の 反射光量は0.73でした。
C社トナーの多い部分の 反射光量は4.60でした。

ビニール袋の中は原料のままで、全く混合されていない事が判ります。

混合します
ビニール袋を手で振って、粉を混合しました。
混合後の各部の反射光量を測定
ピークホールド 機能を使いました。
PEAKスイッチを右側 (PEAK側) に倒しました。
測定毎にプローブを拭きました

(1)混合物の在る箇所の反射光量は 2.29 でした。


その他の箇所の反射光量は
(2) 2.24
(3) 2.71
(4) 2.55
(5) 2.61
でした。

ビニール袋の原料が相当混合され、均一になってきた事が判ります。

(混合度計算の為には通常10ヶ所〜20ヶ所を測定します。