フォトメーターの測定例

同色原料 (カタクリ粉とコーンスターチ) 混合度測定 (サンプリング)
下記操作の動画説明(約2分40秒)はこちら( 高速用 中速用 低速用 )です。

(画像をクリックすると大きくなります)

カタクリ粉とコーンスターチを混合します
カタクリ粉とコーンスターチの 混合状態 を測定します。

(フォトメーターのフルスケールは事前に設定してあります。)

カタクリ粉の 反射光量は0.47でした。
コーンスターチの 反射光量は4.61でした。
混合原料をビニールに入れます
混合する為のビニール袋に カタクリ粉を入れました。

(判り易い様に、なるべく片側に入れました。)

混合する為のビニール袋に コーンスターチを入れました。

(判り易い様に、なるべく反対側に入れました。)

混合前のビニール袋の中を確認
ビニール袋の中は目で見ても区別がつきません。
ビニール袋を持つと、粉が少し混じる為に全く区別がつきません。
カタクリ粉の多い部分の 反射光量は0.42でした。
コーンスターチの多い部分の 反射光量は4.56でした。

ビニール袋の中は原料のままで、全く混合されていない事が判ります。

混合します
ビニール袋を手で振って、粉を混合しました。(a)
ビニール袋を手で振って、粉を混合しました。(b)
ビニール袋を手で振って、粉を混合しました。(c)
混合後の各部の反射光量を測定
(混合物の測定前に) 測定値を記憶出来る ピークホールド 機能を使いました。

PEAKスイッチを右側 (PEAK側) に倒しました。

(1)混合物の在る箇所の反射光量は 1.95 でした。
ピークホールドされた測定値をクリアする為に

PEAKスイッチの下の RESETスイッチを押しました。

(各部の測定毎に繰り返しましす。)


その他の箇所の反射光量は
(2) 1.86
(3) 1.90
(4) 1.88
(5) 1.92
でした。

ビニール袋の原料が相当混合され、均一になってきた事が判ります。

(混合度計算の為には通常10ヶ所〜20ヶ所を測定します。